Codexがスペックを書く。あなたはDotMDでレビューする。

DotMDをCodexに一度追加するだけ。書かれたスペックやプランは、読んでコメントできるドキュメントとして届きます。レビュー中はCodexが待ち、修正はすべてファイル上に表示されるので、確かめて採用できます。

macOS 14以降。閲覧は無料で、編集とレビューは1回のお支払いです。

要点

CodexにDotMDをMCPサーバーとして追加すると、Codexが書く仕様書や計画書が、読んでコメントして承認するドキュメントとして届きます。レビューは買い切りのDotMD Reviewerに含まれます。閲覧は無料です。

Codexの接続方法(アプリまたはconfig.toml)

DotMDはMac上で小さなMCPサーバーを動かします。Codexはこれを通じて、DotMDでファイルを開き、レビュー用のドキュメントを送り、あなたのコメントを読みます。CodexアプリもCodex CLIもIDE向けCodex拡張も設定は共通なので、設定は一度で済みます。

  1. DotMDのMCPサーバーをオンにする

    DotMDでSettings → MCPを開き、MCP serverをオンにします。ステータスが緑になります。Start with DotMDもオンにしておけば、DotMDを開いているときはいつでもサーバーが使えます。

  2. Codexにサーバーを追加する

    Codexアプリで Settings → MCP servers → Add server を開き、Streamable HTTP を選んで、DotMDの Settings → MCP の上部に表示されるアドレスを貼り付けます。初期値は http://127.0.0.1:8089/mcp です。

  3. config.tomlを編集する場合

    ファイルで設定したい場合は、次の内容を ~/.codex/config.toml に追加します。DotMDの Settings → MCP にコピー用のボタンがあります。

    [mcp_servers.dotmd]
    url = "http://127.0.0.1:8089/mcp"
    tool_timeout_sec = 3600

    追加したらCodexを再起動してください。

  4. 応答を確かめる

    CodexにDotMDでMarkdownファイルを開くよう頼みます。ファイルが開き、Settings → MCP の Recent Requests に、そのやり取りが平易な言葉と緑のチェックで表示されます。

tool_timeout_sec が大事な理由

Codexがスペックをレビューに送ると、あなたが Send か Approve をクリックするまで、1回のMCPツール呼び出しの中で待ちます。待っている間、トークンは使いません。ただしCodexは、何も指定しないとツール呼び出しを1分で打ち切ってしまい、レビューにはそれ以上かかります。

tool_timeout_sec = 3600 を指定すると、Codexは最長1時間待てます。指定がないとCodexは待つのをやめ、レビューの届け先がなくなります。何も失われはしません。コメントはDotMDに残るので、終わってから「DotMDの私のコメントを読んで修正して」とCodexに頼めます。それでも、Codexが待ち続けているほうが流れはスムーズです。

Codexがコメントを見つけられるようにする

CodexがMCPツールを見るのは、必要だと判断したときだけです。「paywall.mdのコメントを直して」と頼むと、DotMDで読まずにプロジェクト内を探すことがあります。コメントはファイルではなくDotMDが保存しているからです。方向を示す方法は2つあります。

1つ目は、頼むときにDotMDと伝えること。たとえば「DotMDにあるpaywall.mdのコメントを直して」。2つ目は、次の行を ~/.codex/AGENTS.md かプロジェクトの AGENTS.md に一度だけ追加することです。

Comments and reviews on Markdown files are kept in DotMD (MCP server `dotmd`), not in the files.
When I mention comments, a review or remarks on a .md file, read them with get_review_comments,
fix each one and send it back with resolve_review_comments.
After writing or substantially changing a spec, plan or design doc for me, send it to me with
request_review and wait for my answer; call it again after fixing my comments, until I approve.

この行があれば、Codexは書いたスペックをその都度送ってくれて、コメントも必ずDotMDで探します。

Codexのスペックを初めてレビューする

Codexにドキュメントを頼むときは、保存先と、レビューしたいことを伝えます。

「スペックをdocs/spec.mdに書いて、DotMDでレビューに回して。」

  1. Codexがファイルを送ってくる

    スペックを保存して、あなたに送ります。通知が出て、ファイルは Needs You に並び、Codexは待ちます。

  2. 箇所にコメントする

    表や図、コードを含め、整形された状態でスペックを読みます。変えたい箇所を選択し、⌥⌘Mを押して、望むことを書きます。何か送る前に、ドキュメント全体に目を通しましょう。

  3. コメントを送る

    Reviewパネルの下にある Send をクリックします。Codexにはコメントがまとめて届きます。直すところがなければ、ボタンは Approve になります。

  4. 修正をファイル上で確かめる

    Codexはファイルを編集し、コメントごとに何をしたかのメモを付けて返します。修正は答えたコメントのすぐ隣に、古い文を赤、新しい文を緑で表示します。Accept で採用、Reopen でやり直し、Accept All でまとめて採用。そのあと Approve するか、もう一度送ります。

DotMD: エージェントがスペックのレビューを待っています。ファイルはNeeds You、コメントはSendボタン付きのReviewパネルにあります
エージェントがレビューを待っています。ファイルはNeeds Youにあり、コメントはパネルにあります。

Codexをレビュアーにすることもできます。「DotMDでdocs/compare.mdをレビューして、該当の行にコメントを残して」と頼むと、Codex名義のコメントが付きます。エージェントが別のエージェントをレビューするを参照してください。

/planを使っていますか?Codexのプランモードで、プランをレビューできるファイルにする方法を説明しています。

ChatGPTアプリは接続できません

ChatGPTアプリがMCPサーバーにつなぐのは、あなたのMacではなく、インターネット上のOpenAIのサーバーからです。DotMDのサーバーはMacの中でしか応答しないため、ChatGPTアプリでは使えません。OpenAIのモデルを使うなら、Codexを使ってください。

CodexとDotMDのよくある質問

Codexがコードを書く前に、スペックをレビューするには?

Codexに、スペックをDotMDで送るよう頼みます。箇所にコメントしてSendをクリックすると、Codexが各コメントをファイル上で修正します。修正を採用して、Approveをクリックします。

CodexにDotMDを追加するには?

CodexアプリでSettings → MCP servers → Add serverを開き、Streamable HTTPを選んでhttp://127.0.0.1:8089/mcpを貼り付けます。または~/.codex/config.tomlに[mcp_servers.dotmd]を追加して、Codexを再起動します。

Codexがレビューを待たなくなるのはなぜですか?

Codexは標準では、ツール呼び出しを1分で打ち切ります。config.tomlのDotMDのサーバーにtool_timeout_sec = 3600を追加してCodexを再起動すれば、最長1時間待てるようになります。

Codexがコメントを読まず、プロジェクト内を探してしまいます。

頼むときに「…DotMDで」と伝えるか、このガイドのAGENTS.mdの行を一度だけ追加してください。

Codex CLIやIDE拡張でも使えますか?

はい。アプリ、CLI、IDE拡張は設定が共通です。

代わりにChatGPTアプリを接続できますか?

できません。ChatGPTアプリはOpenAIのサーバーからMCPサーバーにつなぎ、DotMDはMacの中でしか応答しません。Codexを使ってください。

その他の質問